ファイナルファンタジーXIV 利用規約ならびにスクウェア・エニックス アカウント規約において禁止されている行為を確認し、規約に違反していると判断した場合、違反と判断された行為（違反行為）を行ったプレイヤーのファイナルファンタジーXIVサービスアカウントに対して行為に応じたペナルティが科されます。

ペナルティは、軽いものから順に「注意」「警告」「サービスアカウント一時利用停止(3日間)」「サービスアカウント一時利用停止(10日間)」「サービスアカウント一時利用停止(20日間)」「永久利用停止」の6段階のペナルティがあります。

「注意」は、比較的軽度な違反行為が確認された場合に科される最も軽いペナルティです。違反行為の内容に応じて、プレイスタイルや他者との関わり方など、問題となる部分に関する改善指示が行われますので、指示に従って今後違反行為を繰り返さないようにしてください。

「警告」は、軽度な違反行為の中でも、厳重注意が必要と判断されたものに対して科されるペナルティです。注意と同様に、違反行為の内容に応じて、プレイスタイルや他者との関わり方など、問題となる部分に関する改善指示が行われますので、指示に従って今後違反行為を繰り返さないようにしてください。

「サービスアカウントの一時利用停止」は、重度な違反行為が確認された場合に科されるペナルティです。サービスアカウントの一時利用停止のペナルティが科された場合、一時利用停止期間中ファイナルファンタジーXIVをプレイすることができなくなります。

一時利用停止期間は、「3日間」「10日間」「20日間」の3種類があり、違反行為の重さや過去の違反行為の内容に応じて決定され、過去に「注意」や「警告」を科されたことがない場合でも、違反行為の内容によっては一時利用停止となる場合もあります。

一時利用停止のペナルティが科された場合、直ちに利用停止となりますが、一時利用停止期間は、翌日午前0:00から起算されます。例えば、1月1日18:00に3日間のペナルティが科された場合、翌日1月2日0:00までの6時間とそこから3日間の、合計3日と6時間プレイすることができなくなります。なお、弊社は利用料金の返還を含め、一時利用停止による利用可能期間の減少に伴う一切の責任は負いません。

一時利用停止期間中、プレイヤーのスクウェア・エニックス アカウントに契約されているすべてのファイナルファンタジーXIV サービスアカウントが利用できなくなります。

例えば、スクウェア・エニックス アカウントにAとBの2つのファイナルファンタジーXIVサービスアカウントの契約があり、Aで確認された違反行為によって一時利用停止のペナルティが科される場合、AとBの両方のサービスアカウントが利用できなくなります。なお、スクウェア・エニックス アカウント管理システムへのログインなど、ファイナルファンタジーXIV以外のサービスをご利用いただくことは可能です。

サービスアカウント一時利用停止のペナルティが科された場合、必ずサービスアカウントの永久利用停止審査が行われます。一時利用停止期間は、違反行為に対するペナルティであると同時に、永久利用停止の審査が行われる期間でもあります。なお、内容によっては、永久利用停止の審査が一時利用停止期間中に完了しない場合もあります。その場合、審査が完了するまで一時利用停止期間が延長されます。

ペナルティポイントは、禁止されている行為の項目（「卑猥／わいせつな表現」、「暴言／誹謗中傷／侮辱／脅迫などの攻撃的な表現」などの単位）ごとに、違反の”重さ”によって細かく設定されている数値で、ペナルティポイントの合計によって、科されるペナルティの内容が決定されます。

たとえば、「卑猥／わいせつな表現」の項目で10ポイント相当の違反行為があり、「暴言／誹謗中傷／侮辱／脅迫などの攻撃的な表現」の項目でも5ポイント相当の違反行為があった場合、合計した15ポイントからペナルティの内容が決定されます。

ペナルティポイントは、ペナルティの内容とともに記録され、次回以降のペナルティの判定に使用されます。

すべてのペナルティおよびペナルティポイントは記録に残り累積されるため、違反行為を繰り返した場合、記録されているペナルティポイントを加算したうえで、あらたに確認された違反行為のペナルティの判定が行われます。

たとえば、過去の違反行為のペナルティポイントが15ポイントで、あらたに確認された違反行為の判定結果が10ポイント相当だった場合、合計した25ポイントからペナルティの内容が決定され、ペナルティの内容および25ポイントが記録されます。

なお、記録されている過去のペナルティが「注意」や「警告」の場合は、再度「注意」や「警告」のペナルティが科される場合がありますが、記録されている過去のペナルティが「サービスアカウントの一時利用停止」である場合には、あらたに確認された違反行為が「注意」や「警告」相当であった場合でも、過去の一時利用停止期間よりも重いペナルティが科されます。

たとえば、過去に「サービスアカウント一時利用停止(3日間)」のペナルティを科された状態で「注意」相当の違反行為が確認された場合、「サービスアカウント一時利用停止(10日間)」以上のペナルティが科されます。

ただし、過去のペナルティからの経過日数によっては、累積時のペナルティポイントが減衰されます。

詳細は次の項目をご確認ください。

最後のペナルティから相当の日数が経過している場合、過去のペナルティ内容および経過日数との組み合わせで、累積によるペナルティポイントが減衰される場合があります。これは、特定の日数が経過したタイミングで突然0ポイントになるものではなく、経過日数に比例して少しずつポイントが減少していきます。

過去のペナルティが「注意」や「警告」である場合は、1年から2年でペナルティポイントが0になるまで減衰されますが、過去のペナルティが「サービスアカウントの一時利用停止」である場合には、最低でも3年から6年が経過しなければ減衰されることはありません。また、「サービスアカウントの一時利用停止」となるペナルティポイントが完全に0になるためには、最低でも7年から10年が必要です。

ペナルティポイントが減衰されたのちにあらたな違反行為が確認された場合、減衰後のペナルティポイントとあらたに確認された違反行為の判定結果によるポイントを合算した値をもとに、あらたに確認された違反行為のペナルティが決定されます。

なお、最後のペナルティからの経過日数で判定されるため、減衰されるまでに再度違反行為が確認されペナルティが科された場合、そこからあらためて日数のカウントが開始されます。また、このシステムにより永久利用停止が解除されることはありません。

違反行為を繰り返した場合や、非常に重度の違反行為が確認された場合、プレイヤーのスクウェア・エニックス アカウントに契約されているすべてのファイナルファンタジーXIVサービスアカウントに対して永久利用停止のペナルティが科されます。永久利用停止となった場合、今後ファイナルファンタジーXIVをプレイすることはできず、サービスアカウントを復活することもできません。また、弊社は利用料金の返還を含め、本サービスを利用できないことに伴う一切の責任は負いません。

以下にサービスアカウントが永久利用停止となった場合の例をご説明します。

スクウェア・エニックス アカウントに5つのファイナルファンタジーXIVサービスアカウントとその他のサービスアカウントが契約されている状況で、いずれかのファイナルファンタジーXIVのサービスアカウントで違反行為が確認され、永久利用停止のペナルティが科された場合、5つすべてのファイナルファンタジーXIVサービスアカウントを利用することができなくなりますが、ファイナルファンタジーXIV以外のサービスアカウントをご利用いただくことは可能です。

※例外的に、スクウェア・エニックス アカウントの強制登録解除が行われることもあります。スクウェア・エニックス アカウントの強制登録解除が行われた場合、スクウェア・エニックス アカウントを使用するすべてのサービスをご利用いただけなくなります。